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2012年 01月 29日
あまりに寒いので、アトリエでの服装について考え直す事にした。作業着=ゴミ箱行き一歩手前の普段着の着古し、ボロ着てるんだから冬は寒くて当たり前とずっと思っていたけど、本当にこれで良いのか?むしろアトリエにいる時こそがオレにとってのハレではないのか?作業着にもちゃんと金をかけて、快適に仕事したほうが作品にも良い影響が出るかもしれないじゃないか、などといろいろ考えを巡らす。
まず難しいのが防寒着。フリースは軽くて暖かいので一見よさげに感じるけれども、火を使う仕事で簡単に穴があいたり溶けてしまう。ウールは溶けないが、しっかりしたアウター系だと重くて動きづらい。コットンも防寒用だと中綿が多くてやはり使いづらい。ワークマンなどではちょうど良い素材、かたちのモノってなかなかみつからない・・・。で、ふと思い出したのがガクセイ時代にさんざん着ていたが今はタンスの肥やしになっているSchottの革ジャケット。 ![]() こいつはもともと作業着ではないのか?早速試すとやっぱり使い良い。胴体にボアが入っているので暖かい。腕はボア無し、背中マチ入りなので動きやすい。ジッパースライダーが大きくて革手つけたまま操作できる。よく出来てるなあ。しかもタンス肥やしなので金かからず。次は靴。以前このブログで愛用のボロボロ安全靴について書いたが、安全靴って底が薄くて寒さが地面から這い上がってくるのが欠点。さらに耐久性も問題あり。3~4年使うとあちこち綻びが出てきて、しかも修理出来ず。ということで底がちゃんとしていて丈夫で修理も出来るRedwingを購入。防寒着にかけるつもりだった金をこちらに廻す。エンジニアブーツにしようかと思ったけど、踵が高めでアンビル高とのバランスが変わってしまうのでパス。(ちなみにアンビルとは鉄材を加工する金床のこと。自分の身長に高さを合わせてあるのでバランスは極力変えたくない。)選んだのはラウンドトウの普通の奴。スチールキャップは入ってないけど、そんな重作業はもうめったにやらないしな。Redwingは20年前はよく履いていたものだけど、よくよく考えてみればこれもれっきとした作業靴。アメカジって作業着なんだな。今更気づく自分が不思議。そういう訳で今週からアメカジで仕事をしているのである。 ![]() Redwing、買った後で知ったのだけど、「Ironsmith(鍛冶屋)」というドンピシャなモデルが新製品として出ていた・・・。安全靴、これで5年使用。まだイケそうにも見えるが、縫い目が綻んで隙間だらけ、溶けた鉄粒が飛び込む「危険靴」に。 2012年 01月 22日
月曜日、仕事を終えると仲間のサイトーさんが生豆を焙烙で煎ってコーヒーを淹れてくれた。やっぱりコーヒーは煎りたて、挽きたてがいいねえ、なんていいながら冷蔵庫をがさごそ探すと出入りの業者が歳暮でくれたビールが出てきた。コーヒーを終わって今度はそれをぐびぐびやりながらやはり冷凍庫から発掘したタコの冷凍を醤油、生姜、ニンニクと一緒にレンジに入れて即席の肴にする。ビール2,3本飲んだところでとりあえずやめにしたが、ビールのせいかどうにも寒い。「街に降りて暖かいもの食おう」てことになり、ずいぶん前に見つけておいた良い感じのおでん屋(吉田類さんが好きそう)を目指す。「前に来た時はすごく可愛い娘がカウンターにいたね」なんて言いながら店の引き戸を開けるとカウンターにはマスターとおかみさん、そして、可愛い娘の代わりになぜかオレの講座を受講していたガクセイの顔があるではないか・・・。河岸代えしようかと思ったけど、外は寒いし、目の前のおでんや焼き鳥の魅力に抗えず、そのまま店内へ。
「・・・オマエ、ここのバイトいつからやってんの?」 「・・・あ、ハイ、一ヶ月まえからです・・・。」 「ふーん・・・・」 どうもやりにくい。 ま、しょうがないと気をとりなおし、まずは熱燗2本もらう。が、出てきたのはメチャアツ燗で徳利が持てないじゃないか。 「あ、すいません。まだなかなか慣れないです・・・。」 う〜む、ま、しょうがないか・・・。 そんなこんなで徐々に酔ってきてそんなことが気にならなくなってきた頃、サイトーさんが店内に飾ってある写真を指差し、「この写真のマスターはなんでギターを抱えて写っているのか?」 マスターが言うには、かなり昔、銀座で流しをしていたことがあり、今でも客や店員の誕生日にはギターでハッピーバースデーをやったりするんだそうだ。 ここでいきなりサイトーさんが 「ジュンイチロウ、マスターと一緒にギター弾いてよ」とまさかのむちゃぶり!このオヤジは・・・ 「いや、もう酔ってるし、ギターもないだろうし、マスターも忙しいし!」と抵抗するが、マスターがニヤリとしながら「ギター、もう一本ありますよ」なんて言って奥からアコースティックギターを持ってくる。 で、結局ジャムセッションはじまる。こういう時はまずはブルースから。流しさんは弾き語りなのでギターは基本的にはバッキングだということでリードを努める。隣の客からクラプトン演れ、などとヤジが飛ぶが、クラプトン嫌いなので無視。 何曲か演って今度はマスターの弾き語りで「カントリーロード」。 おお、いい感じ。やっぱりうまいな、唄。知っている曲だから楽しくついていける。 「流し」というと演歌のイメージだけども、マスターの時代はカントリーやブルーグラス系もたくさん演奏したそうだ。新しい客が入っていたところでお開き、マスターとがっちり握手。今度はもう少しシラフの時に! ![]() 名器ローズウッド テレキャスター 20年の付き合い。5弦オープンGチューニング専用にしているので6弦ペグなし。ネックが絶品。ボディが重く堅いせいかノーマルのテレキャスよりもさらにトレブリーな音質で少々扱いづらいが、アンプセッティングがハマればそれこそずうっと弾いていたくなるようなキースな音。
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